平成28年7月1日(金) |固定リンク
「目の眼」8月号、発売いたしました。特集は「古染付と祥瑞 吉祥文にあふれたかわいい大名道具たち」。一七世紀前半という時代は、日本と中国にとって歴史の大きな転換期となりました。日本では一六〇〇年の関が原の戦いを経て、一六一五年の大坂夏の陣で徳川家が勝利し、江戸時代が始まります。また中国では一六四四年に明が滅び、清が大陸の覇権を確立。いわゆる明末清初の動乱ですが、いつからいつまでを明末清初とするかは諸説あるものの、おおよそ明の天啓帝が即位した一六二一年から清の順治帝が死去した一六六一年あたりが該当するとされているようです。この天啓帝の頃、世界の窯業の中心であった景徳鎮は王朝の管理・統制から外れ、陶工たちはそれまでにない多種多様で自由闊達なやきものを作り始めました。そのひとつが古染付です。一見、粗製品にもみえるこのやきものが、江戸時代が始まったばかりの日本で大いに愛され、日本からの注文品も多数焼かれたといいます。今回は、これら雅味あふれるうつわたちを紹介しつつ、最新の研究成果をもとに、近年見えてきた新しい古染付像を紹介します。 バックナンバー 平成30年
平成29年
平成28年
平成27年
平成26年
平成25年
平成24年
平成23年
平成22年
平成21年
平成20年
|
お知らせ 「目の眼」ご購入はこちらへ DVD白洲正子の世界「道行抄・かくれ里を旅する」を頒布中です @ssbasara からのツイート バックナンバー 平成30年
平成29年
平成28年
平成27年
平成26年
平成25年
平成24年
平成23年
平成22年
平成21年
平成20年
|
Copyright(C) Shinya Shirasu ZIPANGU Co.,Ltd. |個人情報保護方針|特定商取引に関する案内|会員規約| |