平成20年12月26日(金) クリスマス 五島の島々 上五島に船で渡り時間が許す限り教会群を訪ねる。それにしてもなんてあるんだろう。二十は超えている。わが国の信仰の多様性に改めて感嘆するとともに、受け入れ同居することの大切さを思った。多様性こそ活力で、画一化された国の在り方を見直さねばならない。相変わらず予算の奪い合いが政治力だと思っている政治家さん、他と違うこと そして地方の力は文化力だと少しでも感じて頂けないかな!?無理だろうね。 キリシタン墓地 頭ヶ島教会 大曾教会 中ノ浦教会 青砂ヶ浦教会 平成20年12月25日(木) 堂崎教会 初めて五島の福江島にきた。クリスマスイブのミサを拝見するためだ。ザビエルがキリスト教を伝え、秀吉がキリスト教禁止令を出してから苦難の歴史があった。表向きは仏教徒を装い、秘密裏に信仰を守った。小さな島にいまでも十を超える教会がありミサを行っている。信仰心はどこからくるんだろうか?もう少し考えたい。なぜキリスト教が我が国で少数かも含めて。クリスマスの意味もわからず浮かれるだけではなく、信仰とはなんであるか?国会も終わったが大体会期なんかあることが変である。通期で然るべきだし詰まらん駆け引きもなくなっていい。当たり前に言われていることに 何故か という問いが必要な気がする。 平成20年12月22日(月) 12月22日発売 週刊ポストに、“白洲信哉 続ニッポンの流儀 第1回 〜富士山と日本人〜”と、“古都逍遙・庭園に遊ぶ”が掲載されました。 平成20年12月18日(木) 春日若宮おん祭りに参拝した。これで四年続いてる。奈良の年の終わりを告げる祭りなんだが、僕はまた新たな年が始まる感じがしている。17日零時 若宮様が御旅所にお出ましになる遷幸の儀。毎年違った場所で拝見しているが今回は御旅所でお待ちした。遠くのほうから段々と松明の明かりがつかずきオーという警ひつの声がこだまする。なんともかんともいい!若宮様の参上だ。沈香の香りと火に清められた大地に酔っていると、毎回お世話になっている春日大社の秋田さんとNHKの川良さんにお会いする。彼等に促され御旅所の中へ。と同時に榊の化け物集団が続いてきた。もはやこの世の世界ではない。ただ手を合わせる。873年続いた歴史を全身で感じた。祭りが終わると福森さんの顔が見えた。そして懲りずに朝まで般若湯で清まった。 祭りの後 福森邸 焼きスッポン 同上 スッポン鍋 平成20年12月15日(月) 12月15日発売 週刊ポストに、“白洲信哉 ニッポンの流儀 第48回 〜なまはげ〜”が掲載されました。 平成20年12月11日(木) 善峯寺からの雲海。自然の力は人工物を安易に消し去る。東山から比叡山、古代から愛された景色である。巡礼を続ける宝塚の中山寺にお参りしてまだときがあったので番外の花山院御廟がある三田の東光山へ。 三田はわが家代々の墓があるんだがそんなこと聞いたことがなかった。祖父母の墓石のように人柄が偲ばれるお墓だった。ついでに?心月院にもお参りした。落葉掃除が大変だったがもうすぐ祖母がなくなり十年だ。供養の能舞台が楽しみだ。 平成20年12月10日(水) 月曜から先般の西国巡礼の続き 十番三室戸寺から歩き始める。宇治はかつて皇族の別荘地。住宅地になったけれどウジノワキイラツコから望む朝日山など昔を偲ばせる。醍醐の桜で有名な醍醐寺 十一番の上醍醐は山頂にあり五キロの山歩き。覚悟を決めてきたら落雷があり観音堂修復の為工事中 こんなことがあるんだ!何百年に渡り再生の繰り返しなんだ。来年また来よう。岩間寺 石山寺で一日了。今日は御井寺からだった。さすが大寺 誰もいない朝は気持ちがいい。あまりに良かったから付近を歩く。写真の寺にはフェノロサの墓があった。この辺りは帰化人の本拠地。いずれ書く機会があると思う。京都に戻り都を感じるが近江はやはり魅力的だ。山登りはなかったがよく歩いた。明日も朝早い。昔の人は車もない分もしかしたらもっと楽しんでいたような気がする。今週一杯は旅が続く。 平成20年12月8日(月) 12月8日発売 週刊ポストに、“白洲信哉 ニッポンの流儀 第47回 〜春日おん祭〜”が掲載されました。 平成20年12月1日(月) 12月1日発売 週刊ポストに、“白洲信哉 ニッポンの流儀 第46回 〜冬至〜”が掲載されました。 バックナンバー 平成30年
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