平成26年8月8日(金) |固定リンク
2014年夏、充実。京都では桃井かおりさんとトークショー。名古屋のウエステインで茂木さん、伊勢谷さん、仁成さんに続く四回目の対談企画。続けて来て下さるかたもいていい感じにすすみ、四回目はワインでも飲みながらくだけた会にしたいとの提案に、真っ先に頭に浮かんだ桃井さんにお声がけしたのである。何でも第一印象は大切で、盃を重ねるにつれて、独特の雰囲気になっていった。あの感じをできないかな?と親しくもないのに図々しく提案してみた。現在ロス在ということもあり、日程が二転三転して実現が難しかったが、8月のはじめということになり、ホテルに相談したら3日ならということになった。それで決まったのであるが、何があったか?まあ大きな宴会でも入ったのであろう、「調整はしていたが確約ではない」とか言われたそうで、調整役の吉田さんが怒り心頭と、現実にもどり右往左往。だって大女優の日程をきっているからである。世の中にはよくあることかもしれないが、仕事を重ねていたにも関わらず残念な事だ。 ということで京都のオークラになったのだ。今度は僕がびっくり。こちらもいろいろあって、関係者に陳謝。横山さんご免なさい。ショーはなかなか難しくもあったけど、あたたかな協力のもとに、「次回はジャズでもいれてやったらいいね」とお言葉を頂き、まずは御呼びした方には喜んで頂けたようで良かった。会場にはてっさい堂さんや市田さんなど馴染みのかたもいらしていて、暑い中皆様ありがとうございました。 その足で大分県の竹田市へ。曾祖父の文平がなくなった荻は市の南部にあり、そんな縁もあって昨年首藤市長にお会いした。とくにアートの情熱的なかたで、お会いしたその晩良い酒を酌み交わす。今回は二度目、畏友の茂木さんに声をかけて、アレックスと鼎談する。一対一のほうがまだやり易いかな?なかなか難しい。でも、これから、を感じさせる町づくりの第一歩を踏み出したように思う。来月は毎週末、アートイベントをするという。知人の猿山さんも参加するようである。 旅の最後は白鶴の嘉納社長。これについては来月の「目の眼」で詳しいが、印象的だったのは玄関口まで見送りされ、僕らが見えなくなるまでほんとに暑い中、一人で立っていられたことだ。大家の跡取りは大変だと思うが、謙虚な姿勢にうたれる。なかなかできないことだと思う。 さて、長旅から戻り、篠田さんに修理をお願いしていた愛車を、家の前で受け取った。シャッターの前に車を止めてもらい、シャッターのリモコンを取りに三階に行って戻ったら、なんと駐禁が貼られたところだった。僕はあまりの光景に、書類を書いている世田谷署のIさんに、その旨抗議しても「公道に一分でも車から離れたら放置車両で、取り締まりの対象だ」というのである。世田谷署でとった車庫証明はいったいなんなんだろうか?許可した車がその車庫の前で、調べたら放置なのかすぐわかるだろう? いずれにしても、こうした取り締まるための取り締まりとはいったいどうなんだろうか?駐車とは交通の障害になる、という前提でなくてはならないと思う。英国ではイエロー、そのダブルラインがひかれたところに駐車したら、一瞬で移動されるが、基本的に止めて良い所、駄目な所が明確に分かれていて、公道をいかにして利用するか、という観点が貫かれているように思う。パリでも同じで、交通に支障がないところは、競って縦列駐車。夜間はその場所取りが激しくはなるが、ある時間からは朝まで止める事が許可されている。日本のように、道路利用というより、すべてお上の命令で24H駐車禁止というような都市はないんじゃないかな?話せば分かる、というのが懐かしいね。余裕がなくなったというか、こんな住みにくい日本はどこへいくのだろうか。。
平成26年8月1日(金) |固定リンク
「目の眼」9月号、本日発売です。特集は「特集 生誕120年 芹沢けい介 蒐集から生まれる創造」(けいは、金偏に圭)。芹沢けい介、ときいて、あなたは何を思い浮かべるでしょうか? 染織家、人間国宝、民藝の人、蒐集家……肩書はいくつも出てくるが、どれもその一面しか捉えていないようです。幼い頃から抜群の画才を発揮して周囲を驚かせた芹沢少年は、その後も旺盛な創作意欲をもって88歳で亡くなるまで多彩な作品を生み出し続けました。今回は、その原動力となった「民藝」、「沖縄」、「デザイン」、そして「骨董」をキーワードに、多方面で"先駆者"となった芹沢けい介の姿に迫ります。 バックナンバー 平成30年
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