白洲信哉 SHIRASU SHINYA OFFICIAL WEBSITE


DVD白洲正子の世界「道行抄・かくれ里を旅する」

 このホームページを手伝ってくれている川井さん、坂野さん、平塚さんと打ち合わせした。随分前につくったビデオが、DVDになったという話をしたら、「是非売りましょう」ということになった。僕にとって議員秘書から独立した初めての仕事でもあり思い出深い。それがこんな形でまた復活するとは思ってもみなかった。機械音痴なので僕は変わらずビデオなのであるが・・・・・・。




 DVD
 白洲正子の世界
 映像美術紀行「道行抄 かくれ里を旅する」
 \4,500(税込)

 本DVDの購入はこちらから



祖母 魂の行方 (序文より抜粋)

 祖母白洲正子が亡くなって十年が経過した。この映像作品「道行抄 かくれ里を旅する」には、祖母の数少ない映像のうち、最後のものが遺されている。撮影は一九九八年十二月初旬、町田市鶴川の自宅(武相荘)で行われた。だが、残念ながら準備は整っても、祖母は衰えを隠すことは出来なかった。当日も寝たり起きたりしており、僕は気の毒に思ったが、映像の初仕事でもあったので張り切っていた。そんな気持ちを察してくれたのか、あるだけの気力を振り絞るかのようにインタビューに応じてくれた。それがこの作品の始まりだった。

 それからすぐに祖母は亡くなり、このまま続けるべきか悩んだが、この仕事は「かくれ里」をはじめてする多くの著作同様、祖母からの遺言と思い、「魂の行方」を訪ねる旅に出た。神子の桜、金剛寺の日月山水図屏風、京都北山の火祭り、村人に信仰された湖北の仏さまなど、三十年の空白を経てまだまだ「かくれ里」は健在だった。旅先では伝説のカメラマンの野中さんや、名物編集者の山崎さん、旧知の土楽窯 福森さんなど様々な人とも出会い、そして助けて頂いた。魅力に溢れた沢山の人たちもまた、祖母からの大きな贈り物である。  (以下略)


 十年以上前の映像だが将来を見越してデジタルで撮影している。単純に映像と祖母の著作を重ねただけだが、改めてみて古さは感じなかった。我ながらいい仕事をしたと思っている。来週は「かくれ里」に行ってみようと思った。(平成21年3月14日記)



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