平成26年11月11日(火) |固定リンク
聖マルトン、だったかな?今日はお酒のカミサマの日である。オーストリア(ハンガリーも)旧ハブスブルク帝国では、新酒のお祝いをする。フランスのボージョレーと同じこと。我が国の新嘗祭にあたる。 7日立冬、満月の晩に伊勢神宮 別宮 瀧原の宮遷宮に参拝。詳しくは別に譲るが、遷宮とは?伊勢とは?日本とは?時代時代の解釈を重ねて今があることを実感する。権力者のご都合主義、と言い換えられるとも思う。その前日、JR東日本さんの企画で石川の白山さんにお参りする。村山宮司との対談前に高畠権宮司に境内を案内して頂く。白山信仰というのもなかなか難解で、三馬場(石川、福井、岐阜)で祭神の違いや、由緒がある。菊理姫は?と尋ねると、吉田神道っていうのがあるでしょう、神社もいろいろあったから……。なるほど。古事記や日本書紀……残された記録は大事だが、やはり個々の意思や解釈がある。どの時代もかくありたい、隣より偉く、立派に、というような人の思いはそんなに変わるものじゃない。時代の力、というものもあるだろう。僕は「隠された王者」の一つが白山だと考えている。歴史的な事実を鵜呑みするだけではなく、今残されている現場感を大切に、自分の五感をフル回転すると感じるときがある。現代まで続く壮大な物語、葬送儀礼が遷宮で、尊いことだと思っている。月末には伊雑宮のそれがある。
平成26年11月1日(土) |固定リンク
「目の眼」12月号、本日発売です。特集は『国宝の力―祈り、信じる 東京国立博物館「日本国宝展」を歩く』『第66回 正倉院展 天平という時代の文・治・乱』。 バックナンバー 平成30年
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