白洲信哉 SHIRASU SHINYA OFFICIAL WEBSITE


平成26年12月29日(月)  |固定リンク

 

目の眼」2月号、本日発売です。特集は「東西 美の出会い 日本のこころ西洋のかたち」ということで、日本からヨーロッパに輸出された陶磁器、ヨーロッパの器を阿蘭陀と称して茶道具に取り入れた日本、柿右衛門の文様を模したヨーロッパの器など、日本とヨーロッパの器の交流を軸に、オーストリアの工房巡りやウィーン時代のルーシーリーなどを取り上げます。





平成26年12月29日(月)  |固定リンク

  激辛鶏の鍋


 今年はどんな年だったか?自己分析は難しいが、あまりかわりがなく成長していないとは思う。二十の誕生日をむかえた秋篠宮家のお姫様が「まだまだ未熟なことばかりで成人と呼べるほど………」と謙遜されていたが、僕はほんとにあの頃と何もかわっていない気がする。学生時代は大学へというより発掘作業に汗を流していたけど、先週末に百済の古墳を訪ねて、こんな発見したら人生かわるなと思った。考古にはロマンがある。百済のことは「目の眼」3月号・特集2に書くので、興味ある方はそちらは読んでくださいませ。何が言いたいかと言うと、旅と歴史、政治の時間を除いたら、それしか僕はやっていないということだ。

 韓国では旧知の池さんが案内してくださった。畏友、三吉野くんの会社の韓国支店長で、食べるのが好きというのが何よりだ。どこへ案内したら、というか「何食べますか?」というのが嬉しい。九州国立博物館の「古代日本と百済」の内覧をおえ、空路ソウルに入った。当社は釜山へ船で、というプランであったが、池さんに聞けばソウルからの方がずっと近いという事実と、すでに船が満席で選択肢がなかったのだ。

 極寒のソウル、かれの「醤油蟹?焼肉?河豚?」という選択肢から河豚の鍋を食す。日本とは違って身と皮をばくばく、最後にでかい白子がでてきて、白子雑炊を女主人がつくってくださった。

 翌日の昼も寒かったので、鶏の激辛鍋。夜は炭火の焼肉、熟成のTボーンと熟成のカルビ。これだけ寒いと、よく飲んで食べないともたないんじゃないかと思う。同行のかたの出身地が、日本で言うズワイ蟹がとれる港町だと言うので、池さんが焼肉をつつきながら、「バスで運びましょうか」と言う。なんのことかわからなかったが、彼に任せることにした。取材がおわり李朝の鶏龍山を見ながらソウルのバスターミナルへ、と「あれだ」と叫ぶ声が、なんと目の前の紫のバスに蟹が乗っているというのだ。釜山から東の小さな町から4Hくらい、今朝でてソウルに着くまさに産地直送。名前と電話番号を告げると受け取ることができるというのだ。発泡スチロールのなかには三匹は元気よく、高いもの、その半値のもの、サービス品と、値段は正直で、150,000ウオンの大きな蟹から、地元のかたがテキパキさっと蒸して、バキバキさばいてムシってくれた。甘く、温かな海の香り たまらない。結局、旅をして食す これもかわらず、一年がおわったのだった。


  河豚の白子雑炊



  Tボーンステーキ



  あのバスだ!



  産地直送






平成26年12月1日(月)  |固定リンク

 

目の眼」1月号、本日発売です。特集は『酒籠をつくろう 目の眼的酒器の愉しみ』『いま光を浴びる地方の仏たち 土佐のほとけの歩んだ道』。





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