平成28年4月11日(月) |固定リンク
今日は祖父114回目の生誕日。「祭の中の祭だ」と祖父が実感した御柱祭、僕は4回目だった。「いま小林さんは大変な事を言ったのよ」とそのとき祖母は旅館の主に話したと言うが、御柱はわが国の正史以前の、単純にして分かり易い、「アニミズム」という民族に刷れ込まれた記憶があるのだと思う。冷静に、考えれば理由などはなく、神事を御柱にかけるのだ。でも、そうした言葉にするのすら説明的で嫌である。現実にある祭の姿、それでいいと思う。とするならば、祭に対する氏子の姿勢が問われるのかもしれない。 今回も思った事であるが、単純なゆえにどこか物足りないこと 現代にあわせる必要があるのか? 僕はないと思う。原点回帰ではないけれどもっともっとつきつめてもらいたい。とくに下社のかたがたに希望する。進軍ラッパもいいだろう。高揚感は大切であろう。だが、僕に言わせたら「もういいだろう」と正直な感想だ。勇ましい、ということと国家神道とを同一視してはならない。神道を政治利用したのがさきの戦争であり、カミ様はひとつではなく、いろんなかたちがあるのである。社家制度がなくなり、神社庁から統一した派遣になり久しいが、すべてがいかんとは思わないけど、伊勢とトップとしたありかたは見直すべきであろう。地方には地方のカミ様がいて、各々伝統文化を全面にだして歩んでいって欲しい。それはなにか?天照の子孫がいまの天皇家であるように、諏訪はなにか?諏訪とはだれか?御柱をお守りしてきた、そこに生きた家が大事なのだ。 参拝するほどに、親しみがわく そんな場所が諏訪である。今回は昨今知り合ったかたとの旅だった。僕の直感はまだ鈍くなっていないようだ。
平成28年4月1日(金) |固定リンク
「目の眼」5月号、本日発売です。特集は「茶の世界にみる禅のかたち」。禅の思想が、日本文化に大きな影響を与えていることはよく知られています。どういった所が禅に通じるのでしょうか。禅と深いかかわりをもつ茶の湯の世界。掛物、花、私たちが愛でる茶碗にも、禅の教えがかたちとなって表れています。千宗屋さんに案内人になっていただき、禅と茶のこころをたずねます。 バックナンバー 平成30年
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