平成27年5月20日(水) |固定リンク
昨夜は、「パルジファル」(平成26年10月4日日記参照)に引続き、細川さんのお声がけで、「椿姫」を観劇。 あの明るいメロディーは、ヴェルデイだと初めて知る。僕はそんな音楽音痴。だが、この前も感じたのだが、今回も舞台装置が助けてくれる。こうもり傘に、鳥が羽ばたいていて、コウモリのような守護霊が、どんな意味があるのか?踊りのなかで気になって、それが次はのっぺらぼうになり、次第に神像のように魂が感じてくる。シャンデリアより背景に目が奪われ、次はそのシャンデリアがあがって登場する場面からはじまる。代役だと言うソプラノの女性の声が圧巻なのだが、愛の交換より、背景の展開が気になって仕方がない。幕間に細川さんにそんな話しをしたら「あれはちゃんと意味があるんです」と教えてくださる。あとで資料くださるというから、受けた印象と制作者の意図との違いが楽しみである。 最後は、赤い寝室に白い幕が垂れていて、それが「微笑みの肖像画」に、光は風となって感じるのだ。ヴィオレッタは死んでから、あの世とこの世を行き来して、アルフレードと魂の交換が続く。古事記の倭健、あの相聞歌 辞世の句を詠んでいるのと同じなんだと僕は思った。ほんとに美しい。あちらは、荘厳に、僕らはしっとりとなのだけど(多分)魂がさまよっていることにかわりはない。丸い天蓋が降りてきて、終るのだが、最後まで見えていた右上の、おぼろげな白いもの、いまはあれがなんだろうかと考えながら書いている。音楽と視覚、僕は眼の方が利くんだけど、経験で耳もついていくのか、楽しみだ。カーテンコールで、芸術監督は、同じ飯守さんとわかって、ちょっと納得した。 23、26日 残すところ二日。新国立劇場にて(公演詳細はこちら)。 平成27年5月8日(金) |固定リンク
あっというまに春はいってしまった。毎月一回は、と思っていたけれどゴールデンウイークも仕事で終ってしまう。 唐津のイベントは多くのかたがたの協力で成功したと思う。時間をかけてやった甲斐があったと思うし、毎年一回は何かやっていきたい土地だ。きっと季節季節で違う顔をみせるだろう。唐津くんち、一度はみておきたい。何よりの収穫は、茂木さんが初買いしたことだ。詳しくは彼が書くまでお楽しみ、ということだが、最初がアレとは誰も想像がつかないだろう。西都原 いいね。僕も久々、興奮したよ。豊後堂さん ありがとうございました。 連休最終日だったので、帰りを一日延ばして、折りをみて続けている一宮巡りに。博多の住吉神社、久留米の高良大社に千栗八幡宮。佐賀の興止日女神社を駆け足で、最後に太宰府近くの竈神社へ。宝満山など新緑で、ドライブには絶好の季節であった。
平成27年5月1日(金) |固定リンク
「目の眼」6月号、本日発売です。特集は銀座。ほんとに知らない事ばかり、昼間に歩かないといけません。茂木さんの好評連載が単行本になり、これも全国書店にて発売です。連休中には唐津サイン会他イベントあります。詳細はこちら。 バックナンバー 平成30年
平成29年
平成28年
平成27年
平成26年
平成25年
平成24年
平成23年
平成22年
平成21年
平成20年
|
お知らせ 「目の眼」ご購入はこちらへ DVD白洲正子の世界「道行抄・かくれ里を旅する」を頒布中です @ssbasara からのツイート バックナンバー 平成30年
平成29年
平成28年
平成27年
平成26年
平成25年
平成24年
平成23年
平成22年
平成21年
平成20年
|
Copyright(C) Shinya Shirasu ZIPANGU Co.,Ltd. |個人情報保護方針|特定商取引に関する案内|会員規約| |