白洲信哉 SHIRASU SHINYA OFFICIAL WEBSITE


平成21年7月29日(水)

 発売予定の新刊
 白洲 スタイル

 先程飛鳥新社の福住編集長がいらして、見本を置いていかれた。モノクロ四色に背にも我侭をいってこんなデザインにしてもらった。

 ライターの宇治さん、佐々木さん。製作の樋口さん、印刷の塩見さん 大変お世話になりました。お陰さまでいい本になったと思います。そして、編集長。随分時間がかかりましたが有難うございました。いい勉強になりました。

 あとは営業の沼田さん、城崎さん 売ってくださいね!8月29日に有楽町の三省堂でサイン会を彼らが企画しているそうです。そんな大それた事やって人が来るのかな?




平成21年7月29日(水)



 軽井沢に居た。先週の金曜日、日本経団連の夏季セミナーに呼ばれ「美との付き合いかた」ということで講演をしてくる。なんで僕に?というのが不思議(今も)だったけど、経営者のご夫人に1時間あまり話してきた。驚いたのは皆様熱心で、当たり前の「寝ている」人はいなかった。2日間、ゴルフでもしている集まりかと思ったが、みっちりいろんな人の話を聞いて過ごすと言うのだからスゴイ。講演後、パーテイでいろんな方々に挨拶する。祖父の次郎の人気を再認識。ANAの大橋会長は、「僕も役得でなくて役損を考えるようにしています」なんて言われる。積水化学の大久保会長は、友枝さんに謡と仕舞いを習っていて、小林の青山斎場のお葬式にも参列致しました。なんて言われ話が盛り上がる。事務局の大輪さん、お世話になりました。

 それから今朝まで軽井沢で原稿を書いていた。やっぱり涼しいしはかどる、、、熊野のことを考えていた。軽井沢と熊野では接点がないけどいい時間だった。ただ、通信がかんばしくないので、不便ではある。なくてもいいこともあるけど、それに僕の通信の技術では無理なだけということだけど。お陰で日記も書けなかった。今年の夏は海外の仕事がなくなったので、軽井沢を行ったりきたりするつもりだ。写真は熊野の帰り、頭之宮四方神社にて。宮川の源流で、伊勢の元のようなところの一つじゃないかな?


 産田神社





平成21年7月27日(月)
週刊ポストに、“白洲信哉 続ニッポンの流儀 第29回 〜暑中見舞いと墨〜”と、“古都逍遥・庭園に遊ぶ”が掲載されました。





平成21年7月21日(火)

 雲丹が食べた昆布

 北海道の利尻にきた。やっぱり涼しい。20年前にうに丼を食べにきた。学生には高かったが美味かった。

 到着して昆布漁師の沢さんにいろいろお話を伺う。利尻の天然昆布の多くは京都の料理屋にいくそうで、馬糞雲丹という命名は大事な昆布を食べるやっかいものから生まれた名前だそうだ。と言いながら雲丹が食べた昆布を見せてもらった。結構大きな穴があいたものもある。確かにこれでは売り物にならない。

 朝陽を浴びながら昆布を干している場面にも遭遇。昆布の取材にきたけど、やっぱり雲丹を食べたいと、焼き雲丹、塩雲丹、生うに、そしてうに丼とたらふく食べた。馬糞雲丹は甘くワインで言えばトカイのような芳醇な甘味で、蝦夷ムラサキ雲丹は馬糞と比べとげが長く、高級なブルゴーニュの赤ワインという高貴な味がする。甲乙つけがたい。港で食べたうに丼は馬糞雲丹だったけど、この前の三倍ほどの値段がした。いやいや驚いた。

 冷房が要らない利尻の晩は快適だった。

 ニュースでお馴染みの万歳が放映されていた。あれだけみても時代錯誤である。民主党も「チェンジ」だけ言っていればいいのに、大風呂敷広げるとあとが大変である。政権選択選挙であり、四年間の成績をはかるんだから、これからやることも大事だけど、四年の検証をしないといけない。おのずと答えは決まっていると思うけど。


 利子昆布



 利尻の夜明け


 長いほうが
 むらさき雲丹


取材途中にポストの油井さんから、「白洲家の流儀」四版になりました。と連絡を受ける。累計24,000部、ご愛読に深謝。雲丹を食べ過ぎたのか、お腹がぐるぐる鳴っている。







平成21年7月20日(月)
週刊ポストに、“白洲信哉 続ニッポンの流儀 第28回 〜精進料理〜”が掲載されました。





平成21年7月18日(土)



 房総、和田港につち鯨の解体を見学。江戸時代から四百年続くわが国の食文化である。朝五時、海ホタルで小笠原で真っ黒に日焼けしたカメラマンの太田さんと、いつも飄飄としている酒井さんと待ち合わせ。先年のミッレミリアで同乗の涌井さんが寄らずに通過するのを阻止したところである。かれは表彰台とか点数とか無縁な人で、走ることだけが目的なジェントルマンで、四日の行程すべてがそんな感じだった。あまりの無頓着で、はじめて怒鳴ってしまった。そんなことを思い出した。

 鯨については、昔の仲間の中田市長から資料を貰うし、これからゆっくり考えたいがお話を伺った元締めの庄司さんとの会話が楽しかった。 昔、深田久弥さんと蔦温泉に庄司さんの叔母が同行したのだが、そのとき祖父の小林が一緒だったとか。そんな話を戻って母にすると「蔦温泉は行った」とか、終戦後の食料難に鯨をとる命令がGHQからあったのだが、そんなときもきっと祖父の次郎が関わりあったとかそんな思いがけない話があった。子どものころ、鯨の大きな牙をもらい嬉しく部屋に飾っていたが、水産関係に詳しかった祖父の発案というのも後に大洋漁業に関わったことでもわかる。庄司さんは日本水産にお勤めだったと聞いて、縁と言うのは不思議なものだと思う。

 この連載の元締めの中島さんの義理のお父さんが亡くなられた。千葉の海から茨城に向かい手を合わせた。




平成21年7月17日(金)



 もどってきたら、新潮社のとんぼの本「小林秀雄 美と出会う旅」が送られてきた。もう7年前になるが、「小林展」のときに出した本である。版を重ねるのは嬉しいことで、9版、累計30,000部になりました。ご愛読感謝します!




平成21年7月14日(火)



 いい旅をしている。熊野の深部を理策さんに案内頂くという贅沢な取材が実現する。まず、古座を歩く。司馬さんがここに住みたいと思った場所というのも頷ける。天柱岩、一枚岩と強烈なる岩の洗礼を受ける。古座川も古代のままの面影がある。植林の山をみて同行の野呂カメラマンが「でも山が心配」と呟く。自然を知り尽くしている人は見る視点が広い。そのまま海岸沿いを走り、新宮の神倉神社へ。御灯祭り以来やっぱり一級の神社だ。

 新宮駅で理策さんと合流。「新宮駅で出迎えられたのははじめて」と変わらぬ実直な熊野人である。最初に神内神社へ。写真を沢山撮ったのでそちらに譲ります。詳しくは家庭画報に書く予定です。

 大馬神社、産田神社、大丹倉、花の窟、岩屋堂、飛鳥神社 晩飯も地元の隠れ家レストランで熊野に不釣合いのイタリアンを堪能。ウニもうまかった。理策さん、本当にお世話になりました。今度は京都でご一緒しましょう。夕方着いた京都は暑かった。今晩は茂木さんの、桑原賞の祝いにかけつけようと思う。


 神倉神社
 玉石


 神内神社


 大馬神社


 岩屋堂



 岩屋堂



 熊野の海



 飛鳥神社
 大樟




平成21年7月13日(月)
週刊ポストに、“白洲信哉 続ニッポンの流儀 第27回 〜薪能〜”が掲載されました。





平成21年7月8日(水)
 日付が変わった。今晩は七夕の満月である。珍しいとか関係なくいい月。明るく清清しく晴れ晴れしい。二十分経って夜空を見上げるとまた違う月が南にある。こういうのを瞬間のクオリアだね。かれは上海らしいけど、・・・・月は同じじゃない。月は同じだけど。一杯飲んで考えるのは最適な夜である。茂木さんのブログ 田畑さんが言っている日食の話は面白かった。でも何が面白いのかはわからない。きっと唐津の盃の良さとおんなじなんだろう。青い月を見ながら、ごめんなさい。織姫はいなかった。

 昼間NHKにて白洲展の打合せ。NHKの内海さん、NHKプロの福山さん、NHKプラネットの赤崎さんなどなど、そして各美術館の担当者にお会いする。断られ続けた現状を言うと、白洲さん「五分五分なら上出来」という声がかかる。滋賀県美の高梨さんから、「島が原の十一面」あれが出るのはスゴイですよ!と励まされる。滋賀近美は出ないのに太っ腹な人である。嬉しかった。

 月につられて愚痴になった。ゴメンなさい。




平成21年7月6日(月)
週刊ポストに、“白洲信哉 続ニッポンの流儀 第26回 〜将棋〜”が掲載されました。





平成21年7月5日(日)
 二日酔いで寝坊していたら、「〜よろしくお願いします」といういつも馴染みの騒音で起こされた。まだ、あんなことやっている。効果あると思ってやっているというより、皆がやっているからやっているんだろうが、相変わらず頭をつかっていない。本当にやかましい。

 木曜の晩は、目白の古美術・坂田さんとはじめて飲んだ。輪島の塗師赤木さんの計らいで、坂田さん店となりの坂田食堂?で、奥様と猿山さん、金属をやっているかた(名前を失念した、すみません)現代アートの事と古いもの。見かけはひょうひょうとしている坂田さんも、底辺ではしっかり戦っている。有意義な晩だった。機会をつくって頂いた赤木さんに御礼申しあげたい。前後するが昼間にはかれの個展、京橋の「無境」と、青山のDEES HALLに行く。いぶし銀の漆絵を買う。昨年は緑青のふいたそれを頂戴したが、どう使おうか思案中。

 金曜日、坂本さんのお声がけで、JR東海の名倉さんと新任の藤川さん、いつも御世話なっている川嶋さんに油井さん、そして酒井さんと「沢山」飲む。それに先立つ夕方「ゴーギャン展」を近代美術館へ。

 代表作、ボストン美術館の「どこからきて何処へいく」が初来日。二度とこんな機会はないし、NHKの番組放送前に行かないと込んで大変と思うので物見遊山でいく。やっぱり好みの画家ではないことを確認する。でも、「ノアノア」描く前の版画の連作には魅せられた。ゴーギャンの精神性がよくわかったのだが、油絵になったあの色使いでは版画の精神が感じられない。色の好みかもしれないけれど。岐阜の美術館蔵が多かったのでこちらは何かの折にまた見たいと思う。

 今日は投票に行ってくる。毎日が投票日なので都民のかたは早めに行かれるといいと思います。変わらない、おんなじ と思って棄権するかたは文句をいう資格がありません。松山でのニュースをみて、前から畏友の西村が頑張っていることが、実を結びつつあると嬉しかった。中村市長に中田市長。頑張ってください。そして、暑い夏にしてください。

 茂木さんの新刊が届いていた。友人の「和楽」渡辺が編集した本である。今晩はこれを読んで「クオリアを旅」したい。




平成21年7月1日(水)
家庭画報に「生誕100年に向けて:祈り−白洲正子が見た日本人の信仰〜第五回」が掲載されました。





平成21年7月1日(水)

 信貴山 榧の神木

 半年がおわり今年もあと半分。週末は精進料理の取材に信貴山へ。ポストの中島氏は福森さんも含め食べ物のときしか同行しないが、夜は愛宕山の千日参りについてのロケハンで京都へ行く。いろいろ寄ってまたしても文久へ。ちょうどご主人の藤田さんがいたので、今回は彼が生贄になったみたいである。御免なさい。

昨晩仕事をしていたら、茂木さんから電話があり「今週からポストに共催がはじまった」という。かれも連載を始めたらしい(実はまだみていない)ほかにサンデー毎日、考える人、和楽などに加え新刊ラッシュ。かれは本当に人間なんだろうかと思う。一緒に出るのは初めてなのでこれから楽しみがふえた。今月桑原賞なので、京都で一緒になるといいね、といって電話をきった。僕の新刊の締め切りの念を押しておいたけど大丈夫かな?

今週は家庭画報の次号を書いている。来月の「若狭巡礼」について明通寺の中嶌ご住職より電話を頂戴した。展覧会については熟慮していただいている最中だが、いいご縁だと感謝しているし、ゆっくり語り教えてもらいたいと思っている。電話の先から人柄が滲み出ていた。

聖林寺の十一面観音、法輪寺の虚空蔵菩薩、法華寺の十一面観音。どうも尼寺は相性が悪いのか、それとも企画が悪いのか?まったく話が噛み合わない。残念である。そろそろ都議会選挙がはじまりやかましいのでまた旅に出ようと思う。そんなに騒がなくてもあと二ヶ月で任期満了だし、「最後の一人まで年金をお返しする事を約束します」と大声で叫んでいたことの責任をとらないとならないんだから、やっぱり西郷のように下野すべきだね。やめる人は達観している。


 藤田さんの仕事場?
 だと思う




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